2017年12月にスタートしたASAKUSA CLIMBING（浅草クライミング）は2019年夏に製造を委託していた工場が廃業したことにより、工場をいちから探さなければいけない事態となりました。しかし、協力いただける工場はすぐに見つかりましたが、2019年の年末から世界的なCOVID-19の蔓延などによりサンプル作りは遅々として進まず、進んだと思えば止まる事を繰り返してきました。そんな中で、サンプルのソールなどのゴム以外は日本で準備を行い、ソールはいまや世界２位のクライミングシューズ用のソールを生産するまでになったソール工場からスタート時と同様に仕入をおこない、テスト用のシューズを何度も製造してはサポートクライマーに履いてもらい、意見を聞いて改良する事１年半。やっと国内縫製で１００足ほどのサンプルを作り多くのクライマーにテストをしていただきました。しかし、COVID-19の勢いは収まることなく、なかなか生産時の縫製を行う国での生産テストができずに時間は過ぎます。
※クライマーからのフィードバック
サポートクライマーのシューズはリソールを繰り返してボロボロになっても履き続けてくれる選手、サイズアウトしてしまいシューズが提供ができなくなってもSNSにはハッシュタグをつけて応援してくれる選手。シューズを履き続けて素敵な写真をSNSにアップしてくれるクライマー。シューズ在庫のサイズが無いにも関わらず、探して購入してくれる海外のクライマー。こんな皆さんに支えられて、2021年の暮れに最終仕様のシューズが数足出来上がってきました。これらで最終のテストを行い、2022年6月に試履き会ができるだけのシューズが出来上がってきました。
※試履き会の様子
3年間、ASAKUSA CLIMBINGはマーケットから姿を消していましたが、多くのクライマーが待っていてくれました。ブランド名も新たに「A-CLIMBING」として生まれ変わり、世界中のクライマーに愛されるブランドとして再出発いたします。
これから、詳しい納期や価格が出てきますので、詳細が決まりましたら発売時期と合わせて皆さんへお知らせさせていただきます。